次の10年を
あなたはどう描きますか?
#全員が自己ベスト

ここで「できない」ってなったら恥ずかしいな

RIRI(オルタナティブR&Bシンガー)
やったことのないことに、どう立ち向かう?

RIRIさんは19歳(※2019年5月24日の取材時点)のR&Bポップシンガー。幼いころから持っていた歌手になりたいという夢を叶え、今は日本とアメリカ・ロサンゼルスを拠点として活躍している。

「母がR&Bが大好きで、産まれてからずっと家の中で音楽が流れている環境だったので、物心ついたころから漠然と『歌手になりたい!』という夢があって、ずっとブレずに来たっていう感じなんです。いつからなろうと決めた、っていうよりは気づいたら夢になっていたっていう感じですね」

高校1年生のときに事務所に所属し、初めての楽曲制作のためにロサンゼルスへ行くことになった。そこでベストを尽くした経験が、RIRIさんにとり音楽作りを楽しむきっかけになったという。

「曲作りなんてそれまでやったことなかったんです。でもスタジオに入ったら、音楽プロデューサーというトラック(曲)を作る人からいきなり、『じゃあちょっとマイクがあるブースの中に入って、適当にトラック流しとくから、メロディー出してみて』っていわれて。『えぇ!?』ってなりましたし、『どうしよう』って思ったんですけど、一方で『ここで“できない”みたいな感じになったら恥ずかしいな』っていうのもあって必死にやりました。そしたら意外と『あ、良いの浮かんだかも!』ってなって、そのとき初めて自分の中でお気に入りの曲ができて、すごい嬉しかったです。そこがクリアできたから、一つのハードルというか壁を乗り越えられたっていう気持ちを持てました。乗り越えられてなかったら、今音楽作りを楽しめなかったかなって思うんですよね」

#多様性と調和

曲作りを通していろんな人種と一つになれた

RIRI(オルタナティブR&Bシンガー)
外国で仕事をするって、どんな感じ?

RIRIさんのロサンゼルスでの制作は、いつも順調というわけではないのだという。

「一緒に曲を作る人の中には、最初私のことを見て『日本人で、こんな小っちゃくて、子供みたいなやつが来たな』と思っているんだろうな、って態度の人もいます。でも、そういう人も一緒に楽しく曲を作って、自分の表現したいものを出せたときに『すごい!』って喜んでくれるんです。それぞれの持っているものを表現することって、世界的にも『素晴らしいね』って思えることなんですよね。音楽作りを通じて、悪くいったら“偏見”みたいな、そういうものを壊したら『よっしゃ!』っていう喜びもあるし、あとはいろんな人種の方と一つになれた感があって」

そうして壁を乗り越えた先に、RIRIさんは日本の外で曲を作ることの「楽しさ」を見つけたそうだ。

「いろんな人種の方とスタジオセッションをやっているんですけど、日本人ももちろん素晴らしいんですけど、違う国の方が持っているカルチャーや音楽のジャンルは、それぞれ全然違ったりするじゃないですか。いろんな国のジャンルを取り入れて、ミックスした曲には、楽しさがあるんですね。音楽を通じて、『あ、こういう考えをしていて、こういうことをいつも思っている方なんだな』ということも、わかる。実際やっていて『楽しいな』『私がいたい場所はこういうところだな』と思います」

世界の人々と一緒になって夢を叶え続けるRIRIさんは、「多様性と調和」をコンセプトに掲げる東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会にも大きな期待をしているという。

「すごい重要な機会になるんじゃないかなって感じます。それぞれの選手が得意とする競技を、夢を追って頑張っていく姿を見ることによって、『私も頑張ろう!』って思う人が増えていくわけじゃないですか。キラキラな世界になるなって感じるし、全世界がそうなっていくのが、『多様性と調和』するっていうことに繋がるのかなって」

#未来への継承

昔のものが「ネオ化」していく

RIRI(オルタナティブR&Bシンガー)
夢を叶えることは、未来にどう繋がる?

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会でのコンセプトの一つ『未来への継承』という言葉についてRIRIさんにきくと、音楽とファッションに絡めた答えが返ってきた。

「これまで、自分でいろいろ歌の研究をして、全世界で讃えられていた人の曲を自分の課題曲にしてきました。そういう面で歌を“次世代に受け継ぐ”っていうのがあるのかなって。今の音楽のジャンル的にも、昔のR&Bの要素をふまえて現代的にしている曲がたくさんあるんですね。時代って戻ってくるというか…。ファッションでも同じことを感じていて、たまたま母に『この服カワイイ』って見せたら、デザインや色合い、スタイリングの仕方を『昔にやってたやつ!』といっていました。昔に流行っていたものが今の自分たちの世代だと『NEWな感じ』に見えて、それがカワイイ!カッコいい!ってなるんです。『ネオ化」すると私はいっているんですが、昔のものが今に戻ってきて進化するんだなと感じています」

RIRIさんが大事にしている『夢を叶える』ということにも、『未来への継承』は深く関わっているという。

「音楽の場合でいうと、ジャンル的に歴史を作っていき次世代に継承するっていうのがあって、その歴史の一員として今、私がいる、みたいなことを感じています。だから、自分が持っている夢もどんどん叶えていかなきゃいけないし、そうすることによって周りの人もそうですけど、未来に頑張っていく人のためにもなるし、それが私の一番の使命だなって感じています」

Profile
RIRI
RIRI
1999年生。群馬県出身。世界で活躍することを目指し、高校在学中にアメリカ・ロサンゼルスへわたり、数々のプロデューサーとの制作を始める。 1st Album「RIRI」で2018年2月14日メジャーデビュー。オルタナティブR&Bシンガーとして楽曲を発表し続けている。
#全員が自己ベスト

目で観ている世界よりももっとキラキラしたものを撮りたい

松本 花奈(映画監督)
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Hana Matsumoto
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